アメリカの製薬会社モデルナ社の新型コロナウイルスに対するワクチンの配布を一時停止することになりました。
これによりモデルナ社の株価は急落。
コロナワクチンを摂取した後に高齢者が死亡する事例が発生したことによる措置のようだ。
果たして一体なにがあったのか。
コロナワクチン接種後に死亡者が続出
現在アメリカをはじめとする海外の主要国ではすでに新型コロナウイルスに対するワクチンの摂取が始まっている。
現時点でアメリカ国内では、アメリカのモデルナ製、ファイザー製、ドイツのビオンテック製のワクチン接種の承認が得られ摂取が行われています。
ただ、これらワクチンを摂取後にある程度の反応が出るとして発熱や頭痛、注射部の痛みなどの反応が報告されているが、これはインフルエンザワクチンでも同様の症状とも言える。
これらの副作用とも言える反応は比較的すぐに収まるようです。
しかしノルウェーでは、ファイザー・ビオンテック製のワクチンを摂取した数日後に高齢者が死亡する事例が続出。
アメリカでもモデルナ製のワクチンを摂取後に重度のアレルギー反応の報告が増加し、17日に一時停止の措置を取ることになりました。
ワクチン接種後に死亡した例は?
現在ノルウェーではコロナワクチンを摂取した4万2000人のうち33人の死亡が報告されています。
さらにドイツでは80万人が摂取し7人の死亡が報告されています。
ただこれらのほとんどが75歳以上の高齢者であり基礎疾患を持っていたとの報告もある。
しかし、コロナワクチンを摂取したから死亡に繋がったという確証はまだ得られず、可能性での話であり、
各国の報告ではワクチンによる死亡ではないと判断しているようですが、真相はまだ不明となります。
なおノルウェーの死亡例では発熱、吐き気、下痢などの症状が見られていたとの報告もあります。
ノルウェー公衆衛生研究所からはワクチン接種の際には、病弱な高齢者への接種について「医師らにワクチン投与を続けるよう要請するが、基礎疾患を持ちワクチンの摂取で状態が悪化するかもしれない人々に対しては、一層慎重に診断するよう指示している」と語られていました。
アメリカモデルナ社製ワクチン一時停止
これらの状況やアメリカの報告を受けてなのか、モデルナ製ワクチンの摂取を17日に一時停止。
この影響でモデルナ社の株価は急落した。
今年中に日本でもコロナワクチンの摂取が始まろうとしていますが、果たして本当に安全なのでしょうか。
まだ治験段階の新型コロナウイルスのワクチンです。
皆さんなら摂取しますか?まだ様子をみますか?
今後の世界の行方に注目です。