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【線状降水帯】沖縄本島地方で発生!現地の様子は?災害危険度高まる!

2021年6月29日の午前3時。気象庁は沖縄本島で線状降水帯が発生し、同じ場所で非常に激しい雨が降り続いている「顕著な大雨に関する情報」として発表しました。

沖縄本島では土砂災害や洪水など厳重な警戒を呼びかけています。

この線状降水帯や沖縄本島の現地の様子を釣査しました。

沖縄本島地方で線状降水帯発生!警戒を!

6月29日午前3時。気象庁は沖縄本島地方に線状降水帯が発生したため、土砂災害や洪水に厳重な警戒をするようにと発表しました。

停滞している梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、沖縄本島北部で発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が発生。

この影響で、沖縄本島西にある粟国村では3時間で160ミリの大雨になりました。

さらに那覇市では1時間で30ミリ、今後も非常に激しい雨が降り続くと予想され1時間に70ミリとなっています。

土砂災害や、浸水、川の氾濫に厳重な注意が必要であり、突然の落雷や竜巻、突風にも警戒が必要です。

すでに名護市やうるま市、読谷村では床下浸水の通報が入っているようです。

さらには車が浸水し車内に閉じ込められたと通報がありましたが、自力で脱出できたとのことです。

 

線状降水帯とは?

今回沖縄本島で線状降水帯が発生し、「顕著な大雨に関する情報」として発表されました。

今回の発表が初ということで一体どのようなことなのか以下参考です。

「顕著な大雨に関する情報」は、発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いて土砂災害や洪水の危険性が急激に高まったときに発表されます。

今月17日から新たに運用が始まりました。
「線状降水帯」は、去年の7月豪雨や平成30年の西日本豪雨など、これまでの豪雨災害で繰り返し確認され、予報を上回って、短い時間で状況が悪化する危険性があります。

この情報が出た際は、自治体からの避難の情報に基づき、周囲の状況を確かめて早めの避難をするほか、すでに避難場所までの移動が危険な場合は、崖や沢から離れた近くの頑丈な建物に移動したり建物の2階以上など浸水しにくい高い場所に移動したりするなど、身の安全を確保することが重要です。

情報が発表される基準は、3時間の解析雨量が100ミリ以上になっている範囲が500平方キロメートル以上あることや、その領域の形状が「線状」であることなどと決められています。

ただ、台風本体の雨雲が近づいた時など、「線状降水帯」とは言えない状況でも発表されることがあります。

注意が必要なのは、この情報が発表された際、すでに外に出ることすら危険になっているおそれもあることです。
気象庁が過去の災害事例で検証したところ「顕著な大雨に関する情報」を発表する基準に達していない段階でも大きな被害が出ていた事例があるということです。
また、情報が出ていない地域でも今後、雨雲が移動し、急激に状況が悪化するおそれもあります。

このため気象庁は、避難情報に直結はせず、危機感を高めてもらうための情報だとし、5段階で運用されている大雨警戒レベルでは「レベル4“相当以上”」だとしています。

そのうえで、情報を待つことなく、▽気象庁のホームページで確認できる危険度分布や▽河川の水位情報などをもとに早めの避難を心がけてほしいと呼びかけています。

沖縄の方は他地域の方も今後の情報に注意しながらお気をつけください。

停電も発生しているようです。

梅雨の時期。いつあなたの街に災害が訪れるかもわかりません。

水や電池など、今のうちに備えらるものは備えておきましょう。

線状降水帯発生沖縄本島地方の様子は?

6月29日に線状降水帯の発生が発表された沖縄本島地方の様子をまとめました。

引き続き注意をするようにしてください。